神格化

どうもわたしは、勝手に他人を
「神格化」する傾向があるようです。
最初からというわけではなく、
いつの間にやら「神格化」というわけです。

そして、その方を本当に「神」のように
憧れ、尊敬し、その方に尽くそうとします。
しかし、相手は「神」ではなく「人」です。
・・・そんなことは当たり前ですね。

結局、「神」ではなく「人」であることを
強く認識させられて猛烈に衝撃を受ける。

その方は「神」のような存在で
わたしみたいな人間と親しくしてくださった。
わたしみたいな人間に親切にしてくださった。
また、優しく声をかけてくださった。
そして、それはいつでも、いつまでもそうだと
思いこんでいた。

・・・違うのですよね。

あのときは親しくしてくださったけど
今はそうではない。
あのときは親切にしてくださったけど
今はそうではない。
あのときは優しく声をかけてくださったけど
今はそうではない。

そう知ったときに相手も「人」であったことを
強く感じてしまうのです。

もちろん、「神格化」しているといっても、
本当に「神」と思っているわけではありません。
あくまで、その様に思っていた。
そのような存在であってほしいと思っていた。
・・・ただ、それだけのことです。

また、親しくお話ができる日が来ればいいな。
そんなことをいつも思っています。
あの方とも、あの方とも。