童謡・手を叩きましょう

童謡で『手を叩きましょう』という歌があります。
みなさまも幼稚園などで一度は歌ったことが
あるのではないでしょうか。

「手を叩きましょ　タンタンタン　タンタンタン」
・・・という歌い出しの歌です。

思いだしましたでしょうか？
あの歌について、どうにも腑に落ちないことがあるので
それについてちょこっと語ってみます。

「手を叩きましょ　タンタンタン　タンタンタン
　足踏みしましょ　タンタンタンタンタンタンタン」
という歌詞だったと記憶しているのですが、
幼稚園などで歌うに歌詞もリズムもわかりやすく、
みんなで一緒に手を叩きながら、足踏みしながらと
お遊戯に向いている歌だと思います。

わたしが腑に落ちないのはここから。

次の歌詞が
「笑いましょ　あっはっは　笑いましょ　あっはっは
　あっはっは　あっはっは　ああ面白い」
という歌詞だったと記憶しています。

何の脈絡もなく「笑いましょ」なんて
どういうことなのか・・・ということもあるでしょうが、
わたしがいいたいのはそういうことではないのです。

・・・何が「面白い」のでしょうか。

「笑いましょ」が何の脈絡もないですが、
そういうのは関係なく笑わないといけない
ということはあるでしょう。

たとえば写真を撮るときに笑います。
テレビ収録の客席でＡＤの方の合図で
笑うことがあります。
他にもいろいろそういう場面はあると思います。
脈絡なく笑わないといけないとき。

ただ、そういうときの「笑い」は
決して面白いから笑っているというわけでは
ないと思います。

写真を撮るときに「笑って～」といわれても
笑う（笑顔を作る）ものの、
別に何かが面白いわけではありません。

「笑いましょ」と他人からいわれて笑うときは
間違いなく面白くて笑っているわけではないのです。
「笑いましょ」といわれたから
相手にあわせて笑っているのです。

なので、『手を叩きましょう』の歌詞で
「ああ面白い」が何をさして面白いのか
よくわからないのです。
そこがどうにも腑に落ちないのです。

以上。どうでもいいことでした。